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2003/10/7(火)新小岩の立ち飲み屋「でかんしょ」
新小岩っていうところは、そこらじゅうに「立ち飲み屋」がある。知っていると思うけど、立ち飲み屋っていうのは、赤ら顔のおっさんが、ビールやら酎ハイやらをカウンターに立って飲みながら、お新香や焼き鳥などの簡単なつまみを食べて、30分くらいででていく店。お勘定が基本的に都度払いなので、小銭多めに持っていくと支払いがスマート。財布に万札しか入っていないような人は入っちゃだめ。もちろんカード払い不可。ゲーセンで脱がしマージャンをクリアしようと頑張っている人みたいに100円玉積み上げて飲みましょう。
で、数ある立ち飲み屋の中で、私が割といっている店は、新小岩南口をでて、右側に適当にふらふらといったところにある「でかんしょ」というところ。なんでここに通っているかというと、立ち飲み屋なのに椅子があるから。
夜、本屋で釣り雑誌とかプロレス雑誌を買うじゃないですか。でね、それを持ってぶらっと「でかんしょ」の前までいって焼鳥焼く人越しに中を覗くんですよ。で、お客さんがいっぱいだったら素通りしてSEIYUでお総菜買って帰ると。うまいこと奥の方の椅子席が空いているようだったら、ごめんよって暖簾をくぐるわけだ。
ささっと椅子席に陣取って、「チューハイくださ〜い」とまず注文。チューハイが来る間に代金の150円を用意しながら、今日のつまみはなににしようかなあと店の壁に貼られたお品書きや、黒板に書かれた本日のオススメを眺める。で、チューハイがきたら150円払いつつ、時間のかかる焼き物(スナギモ、ブタタンあたりを塩で)と、ささっとでてくるもの(オニオンスライス、塩カラ、キムチとかね)を注文し、100円玉を適当に積んでおくと。まあ「でかんしょ」の場合は500円単位で550円分のチケットが買えるので、そっちのほうが楽チン。店に入ってまず1000円分チケット買って、それがなくなったら帰るとかがいいかもね。
注文したものが一品二品きたら、持ってきた雑誌を取りだして、サラッと読めるカラーページを眺めつつ、チューハイを飲み、つまみを食べ、まわりのオッサン達の与太話にそっと耳を傾ける。相席なので見知らぬオッサンに話しかけられたりもする。
「俺、本当はアメリカ人なんだおう」
「来年は紅白でるから」
「馬、今日は勝ったぜ。マイナス300円」
「総理大臣の小泉、あいつ俺の同級生!」
「Aaaa, Hiyazake(ドイツ人)」
「にいちゃん、肝臓っていくらで売れるんだ?まあアル中の肝臓じゃレバ刺にもなんねえやなあ。」
「あとちょっとなんだけどなあ。そうしたらもうちょっといい店で飲めるんだけどなあ」
「What' is this?(アメリカ人がレバ刺を指さして)」
「アントニオ馬場ってまだ現役か。」
もう本当かウソかとかは考えるだけ野暮な世界。
薄っぺらいアルコールに満たされた空間に漂う、赤ら顔のオッサン達のはき出す酒臭い与太話を味わう。
人っていうのはいろんなものが積み重なってできているんだなあと、二杯目のチューハイ飲みながら思うわけだ。
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| 苦瓜。人生のように苦い。 |
100円均一。 |
チャンネル権はおばちゃんが持つ。 |
この時期でもパッサパサのサンマ。 |
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| ビールじゃなくて発泡酒。 |
アツアツコロッケ。 |
金券。 |
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