03/31〜03/21
そんなわけで、ゆで卵をレンジで温めて食べようと思ったら、いきなり爆発しやがった。生卵をレンジで加熱すると爆発するという知識はあったのだが、ゆで卵もレンジで温めると爆発するとは初めて知った。面白いからみんなもやってみよう。 最近は花粉症対策として、マスクをして電車に乗っている。マスクをしていていいのは、中島らもの文庫本あたりを読んでいて、つい口元がニヤニヤしてしまってもマスクをしていれば周囲に気づかれないということだ。しかし、読み続けていると口元だけではなく目元までもニヤニヤしてしまうので意味なし。
満員電車でマスクをしてニヤニヤしながら本を読んでいるというのはいかがなものか。
弾力のある吊革は嫌だ。びよんびよん。
トランポリンみたいな床も嫌だ。ぽよんぽよん。
以上
以上
なんでもトキワタカコは大方の予想通り、救急車の中でキムラタクヤに看取られて亡くなり、キムラタクヤはそのトキワタカコに死に化粧をしたらしい。で、キムラタクヤは死に化粧をしながらなにを思ったか、急に油性マジックを取り出して、ニヤニヤしながらトキワタカコに「鼻毛」を書き出したそうだ。すると死んでいたはずのトキワタカコは「なにすんねん!」とツッコミをいれるために生き返ったそうだ。このときにTBSの電話回線は苦情の電話でパンクしてしまったという。
そして、キムラタクヤと生き返ったトキワタカコは、きれいな海に移り住み、なぜか海の家を開業したそうだ。
いったいどこまでが本当なんだろう。
以上
以上
以上
しかし、久しぶりにきた川には、網を持って魚を追いかけるガキ共は一人もおらず、いるのは世捨て人っぽいおじさんが一人で、おじさんはのほほんと鯉にパンの耳をちぎってあげていた。
僕はパクパクとパンの耳をなんの躊躇もなく食べる鯉共に、「俺と野生動物のプライドを賭けて戦っていた頃のおまえはどこにいったんだ!」と一人で憤った。こんな賦の抜けた鯉相手ではガキ共も燃えないだろう。世の風潮も、鯉は捕まえて楽しむ魚ではなくて、鳩のように餌を与えて楽しむ魚という考えが一般的になってきたようだし、これが現代社会の在り方なのかもしれない。良い子は魚なんか捕らないでポケモンで遊んでいろってか。
このおっさんも子供の頃はどろんこになって鯉を捕まえていたのだが、今は時代の移ろいと共に餌を与えるようになったのだろう。そんな事を考えながら複雑な思いでおっさんを眺めていたのだが、僕の予想もしない展開が目前に展開されたのだ。
のほほんとたたずんでいたおっさんがおもむろに水面に手を近づけ、パクパクと大口をあけてパンの耳を食べていた鯉の口にスッと親指を突っ込んで、親指と人差し指で鯉の下顎を挟んで見事に一本釣りしたのだった。右腕一本、いや親指と人差し指の指二本だけで鯉を捕まえる姿は正に狩人と呼ぶに相応しい姿だった。
今、僕の中には言いしれぬ感動が渦巻いている。いいものを見た。
以上
以上
以上
野球部の二軍を気取ってのつま先立ち。
「動かない人」のパフォーマンス。
カツラハンター。
じゅげむの暗唱。
耳を動かす練習。
スプーン曲げ。
電車が動いている間中、息を止めてグランブルーごっこ。
チャネリング。
見えないモノを見ようとする。
畑仕事。
登山。
外人。
くしゃみ。
以上
で、この春一番、ちょっと前には「最近見ない懐かしの芸人」みたいな扱いで一切の輝きを失った顔でたまにテレビに出ていたのに、ここにきてアントニオ猪木が弟子である小川直也戦などによってまたメディアへの露出しだしたことが、春一番への強力な追い風となった。そして、春一番は往年の(オールナイトフジに出ていた頃)輝きを取り戻し、ここにきて大ブレイク(比率的に)したのだ。
春一番は、バラエティー番組(プロレスの)はいうに及ばず、討論番組(プロレスの)にも雑誌の対談(プロレスの)にも出倒している感がある。また、Jリーグの開幕戦に鹿島アントラーズが猪木を呼べば、それに対抗してFC東京は春一番にダーをやらせる。猪木が活躍すればするほど春一番に仕事がくる。春一番の成功は、モノマネの対象が「アントニオ猪木」という、いつまでたっても話題のつきない人間を選んだとう一点にあるようだ。
春一番という芸人には、春一番に望まれることと春一番が実際にやることのブレが一切ない。すべての行動が予想通りで見ている側を絶対に裏切らない。この一本調子の芸風は今流行の「癒し系」なのではないだろうか。
もうみんな見たと思うけれど、春一番はDIONというインターネットプロバイダー大手のCMにも出ている。春一番がテレビCMである。これは江頭2:50が地方の家電販売店のCMをやるのとはレベルが違う話である。よくわからないけれど。勿論春一番はCMでは猪木のモノマネ、しかも選挙演説風でダーだ。ふう。
このCM、ラジオでも全く同じモノをやっているのだが、テレビCMのように視覚情報がないため、春一番の猪木っぷりが際だっていて、ラジオで聴く春一番はもう猪木そのものである。いや、あのCM、実はテレビバージョンでは春一番が猪木のモノマネで、ラジオバージョンでは猪木が春一番のモノマネをしているのではないだろうか。そういった広告展開での隠し味があるのなら、唐突に春一番がテレビCMにでている理由もわかる気がする。
「猪木のモノマネをする春一番、春一番のモノマネをする猪木」。いい世の中だ。
以上
で、この店の料理は、もちろんペルー人がつくっているのだが、みそ汁はちゃんと煮干しでダシをとっているし、付け合わせがキンピラゴボウとかマカロニのポテトサラダだったりと、いわゆる古典的的な昭和の香りがするいい感じの定食屋メニューである。しかし、日本人客に合わせようとがんばってはいるのだが、いかんせんペルー人。みそ汁の具がピクルスだったり、サバ焼きにコショウがふってあったり、メニューが誤植だらけだったりと、微妙にツメが甘いところがいたるところにあってツッコミがいがある店に仕上がっている。
まあツメが甘いといっても、そもそも昼間でも客の半数が外人さんの店だ。ペルー の日系人経営のお店にいった気分で異国情緒を楽しみたい。「グラシアス」とう言葉を電波少年のドロンズ関係以外で聞いたのは初めてだ。
ちなみにこの店では外人さんと日本人ではメニューが違うようなので、今度は日系人のふりをしていってみたい。なにか素敵な料理に出会えるかもしれない。なんてな。
以上