11/30〜11/21
以上。
自分にはなにができるのだろうと努力もしないで漫画本を読みながらぼけーっと考え込んでみる。
自分はなにをしたいのだろうとカルピスウォーターを一気飲みしながら自問してみる。
以上。
電車に乗っていたら、タキシードを着た変なおっさんがトランプをシャカシャカと切っていた。電車はあんまり混んではいなかったが、おもむろに構えてパラパラパラと技をするのはどうかと思う。何パターンかの技を乗客に見せびらかした後に、彼は一枚のカードを取り出して誰にというわけではないがみんなにそのカードを見せる。そのカードはダイアの7。そしてよくシャッフルしたあとに、彼は一枚のカードを引き抜いた。そのカードはもちろんダイアの7、かと思ったらなぜかスペードの3だった。なにがしたかったのだろう。そのあと彼は手元が狂い、トランプを床にばらまいていた。もちろん誰も拾ってあげようとしなかった。
以上。
私は渋谷でプライベートの広末涼子とすれ違ったことがあるが、勿論そこら中にそのことを知らせ回った。なんで人は有名人に会うとそのことを知り合いに自慢せずにいられないのだろう。
TBSの特番、「人間とは何だ!?」を見る。南米の裸で暮らしている人達を取材していたのだが、その人達の下半身が思い切り放送されていた。まあ裸で暮らしている人に対してモザイクをいれるのも野暮だが、そのまま放送するのもどうかと思う。
裸で暮らしているからそのままの姿を放送したのなら、日本の山奥とかで裸で暮らしている人がいたらその人もそのままの姿を放送してもいいということか。微妙な問題だ。
「人間とは何だ!?」の後半に、難病のために体が動かなくなってしまった女性が登場した。この女性はまばたきができる以外には口元が多少動くだけなのだが、その残された口元の動きでパソコンに文字入力をして自分の考えを伝えたり、メールを送ったりしている。口元の動きだけで入力するので数文字打ち込むのに何分もかかるのだが、それでも文字を使えることは彼女にとって大きな事だろう。
彼女の主治医である先生が転勤になることを知り、彼女は先生にメールを送った。せっかく仲良くなれたのに転勤してしまうなんて悲しいという内容のあとに、彼女はこう書いた。「もう当分先生とは口をきかない」と。
ここで私は思った。これは彼女が自分にはしゃべる事ができないのだという現実を受け止めて生きているからこそいえる冗談であると。彼女は自分の障害に対して、逃げたりせずに正面から取り組んでいる。また、先生はそのことを理解している。だからこそいえた冗談なのだ。こういった番組はえてしてただの美談に終わってしまいがちだが、今回は人間の本質的な強さを見せてもらった気がする。久しぶりに力強いギャグを聞いた。
実はこういったギャグに出会うのは今回が初めてではない。以前にナンシー関(消しゴム版画の第一人者)さんの本で似たような話を読んだ。それは、全盲の少女が盲学校ではなく普通の中学校に入学するというニュースで、中学校にいったらなにをしてみたいかという質問を受けて、少女は「一目惚れをしてみたい」と答えたそうだ。ナンシーさんによるとそれは明らかにギャグとしていっていたそうだ。
こういったギャグに対しては、変に構えたりせずに素直に笑うのが一番だと思う。
以上。
私が唯一持っている腕時計は、去年上野のアメ横で買った3000円のアナログ時計なのだが、どうも電池切れらしく秒針の動きにやる気が感じられない。しょうがないので電池を替えて時計にカツを入れようと時計用電池を購入。時計の裏蓋をぱかっと開けて電池を交換するまでは順調に進んだのだが、ここで問題発生。どうがんばっても裏蓋が閉まらないのだ。 開けることができたのだから閉めるのだってできるだろうと指が赤くなるまで力を込めたがいっこうに閉まらない。1時間位 試行錯誤を繰り返したが、時計は裏蓋を閉めることを拒み続ける。あんまりしまらないのでアロンアロファで止めてしまおうと思ったが二度と開かなくなりそうなので、しょうがなく時計屋さんに閉めてもらいに行く。裏蓋の開いた時計を持っていくのはなかなか恥ずかしい。しかも安物。ひさしぶりに恥をかいた。 どうやらこの手の安物時計の裏蓋は、機械を使わないと閉まらないらしい。店のオヤジがちょちょっといじって、無事に時計は私の左手首に戻った。時計屋の技術料は500円だった。
以上。
「ぷらちなロンドンブーツ」はガサ入れやNOT100などの人気コーナーを持つテレビ朝日の人気番組で見たことのある人も 多いと思うが、今回の企画は今までのどれよりも面白く、あぶなっかしく、くだらない企画であると断言できる内容だった。全部見ているわけでないけれど。
「ガッツ100」。ゴルフ番組だと偽って旅館につれてきたガッツ石松(元ボクシング世界ヘビー級チャンプ)が、酒や温泉でクタクタになり熟睡したところで、ロンブーと極楽とんぼの四人が順番にガッツの寝顔にコショウをかけていきガッツが起きたら負けという、普通だったら企画の段階で危険すぎるために没になるような内容を実行してしまったところがあぶなっかしくて素敵。先週ガッツが寝るところまで放送したのを見て、来週も絶対に見なきゃと心に誓って今回の放送を見たのだが、予想以上のおもしろさだった。ガッツ。
寝ている人にコショウをかけるというとてもシンプルな企画なのにこれだけ面白くなったのは、ひとえにガッツがどこまでもガッツだったからだろう。今一番好きな曲が長渕剛の「RUN」だといってカラオケで歌わせるガッツ、宴会場で浴衣を着て得意げに葉巻を吸うガッツ、俺はグローブしたらいくら殴っても罪に問われないんだといって威嚇するガッツ。ガッツのすべての行動が来るべきエンディングを盛り上げるための見事な前フリとなっている。
この企画は見る側にガッツに関する知識があればあるほどこの先に起こるであろう最悪の事態を勝手に想像してしまう。最悪の事態が起きていたのなら放送なんかとてもできないと理屈ではわかっていても、見る側の不安をうち消すことができないのは、ガッツだからだ。
で、コショウをかけられたガッツがどうなったかというと、ガッツは最後までガッツだった。
この番組がいわゆるヤラセであり予定調和であったのか、それとも本当のドキュメンタリーであったのかは私には判断ができないが、たとえヤラセであっても、この「ガッツ100」を心に刻んで私は生きていきます。 以上。
いまさら星新一のショートSF「地球から来た男」を読む。文章がとても読みやすくてちゃんと頭に入ってくるのが素晴らしい。小学校高学年くらいの時に読んでおけばよかったと思う本です。
以上。
暇つぶしにいった某ダイエーの食堂コーナーで、焼きそばを薄焼き卵で包んでマヨネーズとケチャップを格子状にかけたジャンクフード、オムソバを食べる。存在はものの本で知っていたけれど生まれて初めて食べた。これがニキビが20%増加しそうな味ですげえうめえ。飲み物はもちろんメロンソーダ。毒々しい緑色がたまらない。メロンフロートにすればよかったかな。
以上。
面白いのでしばらく観察したところ、一人でコンビニに来た人は試飲しないけれど、二人以上で来ている人達はけっこう試飲していた。しかし、実際に購入する姿は見られなかった。そりゃ別にみんなコンビニにワインを買いに来た訳じゃないしねえ。誰がこの試飲会を企画したんだろう。酒メーカーかセブンイレブン本部か、はたまた店長さんの趣味か。なんでもいいけど。
ワインはけっこう美味しかったけれど、試飲だと美味しいけれど買って家で飲むとそんなでもないワインを山形の物産館で経験しているのでパス。
以上。
今日11月21日の笑点をみなさんは見たでしょうか。なんと、番組中に三遊亭楽太郎が「自分はゲイである」ことをカミングアウトしていたのです。もちろん、あの穏やかな番組の中で「私、楽太郎は実はゲイだったのです」なんてことをはっきりといえる訳はありません。それでは放送されません。
楽太郎がとった方法は大喜利の答えに巧妙に隠して師匠である三遊亭円楽へメッセージを伝えるという方法でした。
大喜利の最初のお題は、「〜〜なんかには目もくれず、〜〜一筋」の〜〜のところを自由に変えて答えるというものでした。
事件はいきなり起こりました。楽太郎がさもそのお題に対して答えを用意していたかのように一番に手を挙げて、「女なんかには目もくれず、芸道一筋」と答えて円楽の目を見つめたのです。
この発言を、すでに専門家の間では定説となっている円楽門下総ホモ説を元に新たに見つめ直すと、「女なんかには目もくれず、ゲイ道一筋」という内容を読みとることは容易です。そう、師匠の目の前で、遠回しではあるが、自分は一生ゲイとして生きていきますと全国ネットの笑点で宣言したのです。この発言を受けた円楽は当然瞬時にその意味を悟り、「よくいった!」という笑顔を浮かべていました。
この抜け駆けともいえる行動に対して、来週、幸楽がどう動くのか。今笑点から目が離せません。
布団を干す夢を見たので、しかななく布団を干しました。取り込むのを忘れていたので、布団は冷たくなっていました。
以上。