8/7(日)富士山登山富士登山 火口から下降
富士山の火口っていうのは、どんなんでしょうね。私の記憶だと富士山は活火山のはずなので、上から覗くとマグマがグラグラ煮え立っているんですかね。薄い空気で酸欠気味の頭でいろいろな妄想を勝手にしながら火口へいくと、そこには火口というよりは採掘場みたいな巨大な凹みがあり、底は残念ながら埋まっている。ダンボールをケツに敷いて一番下まで一気に滑り落ちたらさぞや気持ちいいだろうに。死ぬが。ふう、この火口を一周するのがお鉢巡りなんですね。うん、やっぱりやめておこう。今やったら火口に落ちる気がする。
火口到着。 | 穴は空いていなかった。 |
お鉢巡り。楽しそうな気もする。 |
さあ、火口も見たしさっさと下山しましょうかと思ったら、やっぱり山頂まで来ても元気なT羽君が、「せっかくだからあそこまで行きましょう!」と自衛隊が寝転ぶ小高い丘を目指して走っていく。やっと下山できる喜びで浮かれていた私はついうっかりT羽君と一緒に走ってしまったのだが、やはり富士山頂は走っていい場所ではない。10メートル程走っただけで心臓がピーピー悲鳴を上げやがる。普通に歩いてる分には気にならないんだけれど、やっぱりここは空気が薄いらしい。速攻ペースダウンして牛歩戦術を駆使してどうにか丘の上まで来て、「ここが俺だけの山頂!」と心に決めて記念撮影とかしてみたり。いいんだ、ここが日本一の場所じゃなくたって。そんなつまらない数字にこだわるのは馬鹿らしい。ここからの景色、僕にとっては人生で一番なんだい。なので、ばんざーい。
あそこまでいくの。走っちゃダメ。 | 俺だけの山頂。 |
めでたい。 | うどん食ったところから結構あった。 |
自衛隊だらけ。 | うっかり踏みそうになる。なぜなら迷彩服だから。 |
山頂より。 | 高いところ怖い。 |
さて、今度こそ本当に帰りましょう。
つづく