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4/15(土)狩猟トライアスロンその2 アナジャコ捕り

チアニュ釣り場から自転車で移動すること数十分、いつものアナジャコの狩猟場に到着。ちなみに私はアナジャコマニアのフリをしてはいるが、実はまだ生涯一回しかやったことがなかったりする

干潟を目の前にアナジャコ捕りの準備開始。まあ準備といっても必要なのは大量の筆と数年前に拾ったハンディ鍬だけなんだけれどね。さあ、アナジャコポイントへいざ、いざ、いざ、あれ、あれ、あれ、そうだ、干潟だ。普通の靴じゃいけないんだった。すっかり忘れていた。ああ、長靴を履いててくるの忘れた〜。ふと修行僧を見ると、準備万端に地下足袋を履いているではないか。予備の地下足袋持ってない?ああ、ないですか。そうですか。じゃあ仕方ねえやと靴を脱いで靴下で干潟へいってしまえ。トライアスロンだったなら、水泳に挑もうとしたら海パン忘れてトランクスでそのまま泳ぐようなものか。ああ、牡蠣の殻とか石ころとかが足の裏を刺激するよう。それはそれで気持ちいいが危ないったらありゃしない。

道具一式。 なんか履いている人がいる。

地下足袋っすか。 靴下。ちょっと痛い。

靴下、足の裏が痛い。そして水が染みて寒い。風もすごい。ちょっとアナジャコの季節には早すぎたかなあと後悔するも、すでにアナジャコ捕りをやっている気の早いオヤジを発見し、ちょっと勇気づけられて寒風吹き荒れる干潟にて穴掘りスタート。まあオヤジはちゃんと長靴履いているが。

気の早いオヤジ発見! 頑張れ俺。

ダウジングとかコックリさんとかを駆使して適当に目星をつけた場所にて、鍬で干潟の泥を10センチほど掘り起こす。しばらくして水が澄むと、その場所にアナジャコがいれば、穴がボコボコと空いている。その中から大きめの穴を選んでブスブスと筆を突っ込みしばらく睨みつけていると、別にテグスで天井から引っ張っている訳でもないのに、筆が上に上がってくる。そして筆の毛先まで上がってきたところで、右手に蛇を乗り移らせてヒュッとシャコの腕を筆の毛先ごと押さえつけ、そのままズルズルと引きずり上げたら勝ち。殺気を気づかれて穴に潜られたら負け。爪だけ残して潜られたらダメ人間。

穴に刺しまくり。 筆が上がってくると緊張感が走るのだよ。

捕まえる コツとしては、筆の毛を少しカットしてから穴に突っ込むこと。手を突っ込むときのスタート位置をなるべく穴の近くに構えること。つかんだ箇所が浅そうだったら、無理をせずに穴の側面にアナジャコを押しつけた状態で、もう一方の手で穴を壊して横から取り込む。うまく両手をつかめたら、そのままゆっくり抜き上げても大丈夫。あとは、まあ経験で。この時期だとまだちょっとアナジャコの活性が低く、あんまり捕まえられなかったかな。なんか卵を持っているし。やっぱりちょっと時期が早かったな。なんていったて寒い。

捕獲成功! そしてアナジャコ以上に泥まみれな私。

卵持っているよう。 胡散臭い虫発見。

オキシジミがゴロゴロしているので、ウナギ釣りのエサにキープだ。釣れるのかは知らないが。

さて、アナジャコ人生初体験の修行僧はというと、当然のように失敗しまくり。干潟を掘っては筆を刺し、捕獲に失敗しては奇声を発するという、近づくのがためらわれる危ない人になっている。怖い怖い。そしてそろそろ潮が満ち始めるという頃になって、ようやく一匹ゲット。でも筆を使ったプレイではなくて、たまたま穴から頭を出していたアナジャコを押さえつけたものらしい。そしてその後、どうにか筆で一匹捕まえたところで、私がアナジャコ採りに飽きたので、まだ名残惜しそうな修行僧を引きずって、潮干狩りらしい人がいっぱいいる下流に移動。

力仕事は任せた。 穴に刺しまくるのだ。

どうにか一匹捕まえたらしい。 悪い意味で童心に返った顔の例。

パイプ椅子は干潟では無力である。 収穫。卵持ちで元気なヤツはさりげなくリリースしてみた。

アナジャコの入ったバケツを片手に、濡れた靴下でテクテクと干潟を歩き、シオヒガリストのいるエリアへ移動。これだけ人がいるのなら、きっとアサリがざくざく捕れるはず。熊手で干潟を引っかき回すと、ほらいた、アサリ。でも、これが死骸(死貝?)で中に砂しか入っていない。生きているアサリがちーともない。生きて発掘されるのは、シオフキ、そしてバカみたいにでかい謎の貝。

干潟。 アサリ、全部死んでる。ああ、俺の東京湾があ。

シオフキは元気だ。 そして謎の貝でかー。

謎の貝、ばかでかーい。けど食えるのか謎なので、その辺のオッちゃんに聞いてみたら「これはオオアサリ!ここにはアサリなんかいない!こいつばっかり!焼いたりすれば結構食える!」だって。おお、オオアサリ。聞いたことないのでたぶん通称なんだろうけれど、食えるんなら少し持って帰ろうかな。でも掘ればすぐに見つかるので、ついうっかり大量に捕獲してしまった。

ついうっかり大量採取。 「オオアサリしかいねえ!」ってさ。

左がオキシジミ、右がオオアサリ。

で、このオオアサリ、修行僧が調べたところによると、正体はアメリカから入ってきた外来種、「ホンビノス」というマヌケな名前の貝らしい。間違っているかも知れないが。江戸前のアサリがいなくなり、アメリカンなホンビノスが幅を効かせているなんて嫌な世の中だねえ。

さて、泥まみれのまま自転車を漕いで、一回家で給水をしてからウナギ釣りにいきますかね。あー、体が冷えた。風呂入ろう。

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