11/27(日)亀本さんのお食事を捕りにいく
最近ですね、亀本さんという市原の池で釣られて来たという由緒正しき野生種のクサガメさんとの共同生活を始めたのですよ。私は一緒に暮らしていてとっても楽しいのですが、亀本さんはどうやら不服らしく、ハンガーストライキをしておりなにも食べようとしないんです。それがとっても悲しいのです。
そんな訳で、生きた小魚とかだったら食べるかなと思って、ちょっくら網とバケツを持って、亀本さんのお食事を捕まえにいって来た訳です。ただ単純に私が魚捕りをしたいだけっていうのもあるのですがね。
レッツゴーだ。 |
自転車で気合いを入れても数十分かかってしまう某池に到着。これも亀本さんのため。この池で数年前にザリガニやらオタマジャクシやらを大量に捕まえたので、きっとなにかいるだろう。と思ったら水が干上がっていた。がびーん。
乾涸びてるよう。 |
よし、こんな時は山形県の白竜湖。あそこだったらいくらでも小魚が捕れるはず。いや、ちょっと自転車で行くには遠すぎる。ここからだと350キロ走らないとたどり着かない。仕方ないので、また自転車を延々と漕いで都内の別の池までいってみる。おお、今度はちゃんと水があった。
水があった。よかった。 |
ドキドキしながら草の根元に網をガシガシと突っ込んでみると、一発目からハゼの仲間らしき魚が捕れた。とてもうれしい。でもちょっと小さすぎるのでリリース。しかし、この網でガシガシ魚を捕るという行為を物心ついた時から延々と続けているのだが、いくつになっても楽しいなあ。あ、なんかエビが捕れた。うひょひょ。うわ、ザリガニもいるじゃん。おお、さっきのより大きなハゼもいる。なんだか美しいハゼだけれど、天然記念物とか絶滅危惧種とかの類じゃないよな。亀本さんの食事にするので、どこにでもいるありふれた生き物であって欲しいのだが。まあ、なんでもいいか。いやあ、楽しい。
ジャブジャブ。 | 小魚! |
エビ!。亀本さんに最適。 | ザリガニ!。亀本さんに最適。 |
魚!。絶滅危惧種でありませんように。 | うおお、いっぱいとれた。うれしい。 |
おお、ちょっと大きい。 | ザリガニで遊ぶの久しぶりだな。 |
おお、なにものかがマッカチンを食べた後が。カメ? | 犯人かしら。かわいい。 |
うーん、なんかものの30分で亀本さんのお食事に十分な量のエビやらなんやらが捕れてしまった。本当はもっと魚捕りを楽しみたいけれど、今日のところはこれくらいにしておくか。せっかくなのでちょっくら散歩でもして帰ろう。亀本さんが待っている。
エビがいっぱいとれた。うれしい。 |
池の周りの細い小道を歩いていたら、釣りをしているじいさん発見。葦が茂っていて気がつかなかったが、よく見たらじいさんがそこら中で釣り糸を垂れているじゃないか。いいなあ。気の良さそうなじいさんにちょっくら話を聞くと、ここはフナやらクチボソやらが釣れるらしい。フナ釣りは私の釣りの原点なのだが最近は全然やってないな。ううん、楽しそう。
じいさん! | フナ! |
よし、今度の晴れた暇な休日にきて寒ブナ釣りしようっと。しかし、寒ブナ釣りって本格的にじいさんの領域だな。まあいいか。
で、エビなのですが、亀本さんのお口に合わないらしく、食べてもらえませんでした。ハンガーストライキは続行らしい。なので亀本さんの水槽でノビノビと暮らしております。まあいいか。試しにドジョウとダボハゼが住む水槽に何匹かいれてみたら、一瞬で食べられてしまった。
首を横に振られてしまった。 | 目が飛び出たエビさん。 |
ノビノビと生活するエビさん達。 | ずいぶんと大きくなったドジョウさん。エビとザリガニを一瞬で食べてしまった。 |
亀本さん、差し出がましいようですが、少しはドジョウを見習ってみたらいかがでしょうか。