2004/3/12(金)台湾旅行記1「鼎泰豊の小籠包」
以下に書く文章は、すべて私の私見です。ベトナム、台湾の複雑な歴史背景、食文化、民族気質等、一切学ばない状態での興味本位の旅なので、偏った見解、誤認等多々あると思いますが、いつものこととご了承の上、閲覧ください。
3/12(金)AM07:00。
ベトナム最後の朝、窓を開ければ相変わらずの晴天。今日も真夏日だ。今回ベトナムに四泊したけれど、最後まで晴天が続いて大変うれしい。なんとなく自分がベトナムという国に歓迎されている気がする。当然独りよがりな気のせいなのはわかっているんだがそれでもいい。乾期万歳。
お約束になったホテルでの朝食をいただいた後、ガイドのズンさんの車に乗って空港へ。さようならホーチミン、また来年。
空港で12ドルの出国税だか空港使用料を支払い、ワックスがけとかと縁のない飛行機に乗り込み、ブーンと台北へひとっ飛び。飛行機に積む荷物は一人20キロまでの決まりなのだが、二人で43キロになってしまったのはご愛敬。3キロもオーバーしているがボクシングの試合じゃないのでソーリーソーリーと笑って突破。
→ | ||||
成田出発時のトランク重量。 | ベトナム出国時。19キロもなに買ったんだ。 |
年代物。 | 機内食。中華航空の台北行きなので、もろ中華味。 |
確か台北での乗り換えのついでに一泊してから日本に帰るツアーにした気がするので、大荷物を持って空港を出ると、妙にテンションの高い現地女性ガイドの陳さんがお出迎え。陳さん曰く、この後一旦ホテルにチェックインしてから、免税店いって晩飯食べて夜市というものにいくそうだ。へえそうなんですか。そういえばそんなコースにしたような気もする。「テナガエビ釣り堀」とかいう個人的には魅力的すぎるコースもあったんだけれど、時間が合わなくて断念したんだよな。確か。
ハワードプラザホテル。漢字で書くと台北福華大飯店。なんでだ。 | 免税店にあったiMacのキーボード。漢字。 |
ところで、ベトナム人の日本語は民族民謡のようにゆっくりと一単語ずつミヨーンミヨーンと発するが、台湾人の日本語は勢い重視で打楽器のようにガシャンガシャンと発する。ハッスルハッスル。山形農家と大阪商人くらい違う。国民性の違いってヤツですかね。
免税店はおいておいて(興味ナシ)、いろんなツアーを寄せ集めた観光バスに乗り込み、鼎泰豊(ディンタイフォン)の本店という、それはそれは有名らしい点心のお店へ。うお、すげえ人の数。昔から小籠包という食べ物に憧れていて、初めて食べるのでかなり楽しみ。
鼎泰豊。込みまくり。 | 関係ないけれど台北の吉野家。↑マウスをオンしてみよう。がっかりします。 |
見ず知らずのツアー客と10名くらいで一つのテーブルを囲み、いただく料理は当然小籠包。アツアツの蒸したて小籠包をぱくりとかじれば、ジュワーっと広がるたっぷりの肉汁と、鳥肌が立つほどに強烈な化学調味料。チャイニーズシンドロームの洗礼ってヤツですか。さすが良くも悪くも本場だけあるね。酢醤油つけて小籠包。お茶飲みながら小籠包。食べても食べても小籠包。合間にでてくる蒸し餃子食べてもチャーハン食べても化学調味料。
中華は大人数が基本ですか。 | 前菜。 |
酢醤油に生姜たっぷり。準備万端。 | おお、憧れの小籠包。うまく箸で持たないと皮が破けて汁が漏れちゃう。 |
蒸し餃子。油断するとテーブルが蒸籠だらけになる。 | 空芯菜の炒め物。ベトナムでいっぱい食べたな。 |
スープ。濃い。 | チャーハン。チャーハン。 |
テーブル向こうに座った人。いい表情でしたよ。 | 松尾伴内ではない。 |
店員さんのサービスがすっげえ雑でおもしろい。 | 油断して食べたら熱いアンコがでてきた。 |
ああ血管が痒い。
つづく