2004/5/4(火)房総半島道の駅巡り13 風の海に積もる鱗


千葉をオーバーランしてたどり着いた波崎新港。夜が明けても相変わらずの強風で、釣り竿を並べてクルマの中から見守るのが精いっぱい。隣を見れば、男の子が毛布にくるまってクルマが戻ってくるのを待っていて大変かわいい。たぶん父ちゃんがクルマでトイレにでもいってしまったのだろう。

風が強いし、第一寒い。 クルマから出たくない。

寒風吹き荒む中、待たされる子供。大きくなれよ。

ちょっとトイレにいきたくなったので、隣の親子に習って、同行者に留守番させてクルマでちょっくらいってこようと思ったけれど、寒いじゃないかと強硬な反対のため歩いて1キロ離れた公園へ。遠い。

途中、魚が大量に降り積もっていたり、素敵な看板があったりと、海の散歩は楽しいなと。でも寒い。ところで、「若人よ海へ」の看板だが、別に若人あきらが海釣りに来てテトラポットから落ちて記憶喪失になったのとは関係ない。たぶん。

サメの死体。釣ったら食えよ。 漁船近くに降り積もる鱗。積鱗5ミリを観測。

ああ、海へ。 ヒラメ。

トイレから戻ったら昨日と同じような魚が一匹釣れていた。釣り終了。

また君か。

お腹が減った。ご飯だご飯。車を近くの公園まで移動させて、テントが転倒するほどの強風の中、例によって野宿クッキング。料理していたら大きな犬が何匹も寄ってきて、襲われやしないかとちょっとハラハラしたが、すぐ興味なさそうにいってしまった。躾が行き届いているのか、この料理が食べ物と認識されなかったのか。

今日のわんこA。 今日のわんこB。

風が強くても米を炊く。 魚肉ソーセージ。

残り物炒め。マヨネーズが合う。 茨城といえば焼き蛤。

焼き蛤の汁を使った具なしチャーハン。

未知の道の駅にいったり、うっかり和泉元彌記念館いっちゃったり、そこらじゅうで野宿したり、見知らぬ銭湯入ったりと、なにしにきたのかよくわからない旅だったけれど、まあ楽しかったなと。とりあえず、漠然と人生の経験値が上がった気がする。釣果が変なハゼ2匹だけどな。

おしまい

買い物してして

こういうの好きかな