松前漬けをつくる:私的標本


2004/12/30(木)松前漬けをつくる

 


もうすぐお正月なので、ちょっとつまめて保存ができるおつまみが欲しいなと。そんな訳で松前漬けでもつくってみようかなと思った次第でございます。松前漬け、実は食べたことない気がするけれど、なんとなく美味しそうな珍味のイメージがあるからつくるのさ。松前漬け、宮城県の名物だと思ったら実際は北海道だったけれどつくるのさ。

というわけで、北海道産のスルメを買いにアメ横へ。新巻鮭、スジコ、カニなどの正月海鮮類に群がる人々をかき分けて「伊勢音」という鰹節を並べた乾物屋で、10枚入り347グラム1093円の「寿留女十枚北海道産」を購入。あ、これでスルメと読むのか。今気がついた。一枚110円だい。

上野アメ横商店街。人がすげえ。 乾物といえば「伊勢音」。初めていったけれど。

するめだするめ、特選品だ。一枚110円だけど。 青空に羽ばたけスルメ。

松前漬け、確か細切りのスルメと昆布が入っていたような気がする。怪しいのでちょっとネットで作り方を調べてみたら、カズノコとかニンジンも入るらしい。そうなんだ。へえ。で、酒、醤油、みりんを合わせた調味液につけるらしい。そんなこと突然いわれてもカズノコなんか天井を探したって我が家にはない。先に作り方を調べてからアメ横にいけという話だが。ニンジンは、正月用の京人参が台所に転がっている。酒、醤油は当然ある。みりんは、あ、なくなっている。要するに甘ければいいんだろう。じゃあ蜂蜜でいいや。

そんな感じで厳選された材料も揃ったことだし料理開始。まず乾燥昆布をキッチンばさみでマッチ棒くらいの大きさにチョキチョキ刻む。パリパリと昆布が割れちゃうので酒に浸してからやったらうまくいった。続けてスルメもチョキチョキ刻む。スルメは切る感触が楽しい。切りごたえがある。チョキチョキ。スルメうまーい。

昆布を刻む。私は不器用。 スルメも刻む。

続けて人参。京人参堅い。包丁で切り刻んでキッチンペーパーで水気をとってみる。漬け汁は、一般的には酒と醤油とみりんを同量いれて煮きったものらしいけれど、酒のつまみなので酒多め。醤油1,酒3,蜂蜜少々,生姜ひとかけら。以上、すべて目分量、フィーリング、妄想で。

堅いぞ京人参。 漬け汁を煮きる。

昆布、するめ、人参を混ぜて、瓶に突っ込んで漬け汁をいれたら蓋をして5kcal消費するくらいよくシェイクしてみる。あとは冷蔵庫で放置プレイ。次の日にはたぶん完成。ラクチンだ。

材料を混ぜてみる。 漬け汁を入れてよく振る。

で、次の日。見た目的にはあんまり変わっていないが、小皿に取り出してみるとネチョーっと糸を引いていて危険な感じ。松前漬けとして正しい化学反応なのだろうかこれは。でもまあいいや。スルメが漬け汁を吸って、飴色で旨そうになっているからよしとしよう。

スルメが漬け汁を吸って旨そうにふやけている。

で、味なんですけれど、松前漬けの味っていうものをよく知らないんですが、これはさっぱりしていて美味しいです。はい。昼真っからダラダラと日本酒とか飲むのにピッタリな感じ。そんなにしょっぱくないし、甘くないし、結構気に入りました。

そんな訳で、今日からは松前漬けで質素に生きていきます。

買い物してして

こういうの好きかな