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9/20(火)アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)のフィレオフィッシュ

近所の川でウナギを釣っていたら、最後に困った生き物をうっかり釣ってしまった。宇宙人。いや、アメリカナマズ、本名チャネルキャットフィッシュ。いつか釣る日がきてしまうのかなあとは思っていたが、本当に来てしまうとはねえ。うーん、アカエイ以来のこまったちゃん。この魚、当然外来魚で食用として各地に輸入されるも、人気が出なかったために養殖業者が放流してしまったものが日本各地に自然繁殖してしまったと言われている。こいつはブラックバス同様、繁殖力が強く、しかも大食いのために、様々な日本の在来種が絶滅の危機にある原因の一つということで、有害生物という誠にありがたくない肩書きがついている。アメリカから勝手につれてきておいて、売れないからって逃がし、増えちゃったから有害生物。誠に人間の身勝手な話ではあるが、彼(アメリカナマズ)の人生に対して感情的になる気は別になく、わざわざ食用にしようと輸入したくらいだから美味しいのだろうということで、持って帰って料理して食べちゃおうかな。逃がして増えられても困るのも事実だし。

捕まえた宇宙人。 こんなのが日本にいるんですよ。

そんな訳で生きたままウナギと一緒に持って帰ってきたアメリカナマズ、本当はウナギ同様に1週間は泥抜きをしたいところだが、衣装ケースに水道水という環境で1週間生きていてくれる保証がない。いきなり明日死なれても困るので、いきなり今日捌いてしまうことにした。

泥抜きするべきか。 いい顔ではある。

背びれ。危険。 胸びれ。危険。

とりあえずまな板に寝かしつける。当たり前だが泥臭い。さて、この宇宙人をどうやって食べていいのかピンとこない。とりあえずこいつを食材として認識するためにも頭を落として3枚におろし、皮を剥いでみる。うん、ここまでくれば普通の白身魚だな。腹の身に銀色の宇宙人の名残が残るが見なかったことにしよう。

三枚におろす。ヌメヌメしておろしにくいです。 奇麗な白身。腹身が銀色なのがオシャレすぎ。

どうやって食べようかなあ。さすがに刺身で食べるというのはまず却下だし、煮たり焼いたりはアメリカっぽくない。そうだ、アメリカといえばフィレオフィッシュだ。そうだそうだ、きっと本場ではフィレオフィッシュで食べているはずだ。知らないけれど。揚げてしまえばきっと臭みもとれるだろう。とりあえず、半分に切って牛乳に一晩つけておくか。確かレバーはこうすると臭みが消えるっていうのをどこかで聞いたような気がするし、今日はもう眠い。

牛乳で臭みがなくなることを祈る。

そんな訳で次の日の夜、牛乳で臭みがとれたと信じたいアメリカナマズの切り身に、塩、胡椒をなすり付ける。さらに保険として半分の身にはカレー粉をまぶしていろいろと誤摩化してみる。某修行僧がインドに行った際に「カレーにして食べられないものは人間の食べ物ではない」という悟りを開いたという話もあるし。なんか見た目はすごいおいしそうなんだが気のせいだろうか。

すごく美味しそう。

こいつに小麦粉、卵、パン粉をつけて、熱した油でウェルダン気味にこんがりと揚げる。半生は絶対嫌。揚がったかなと思ってからさらに10秒待ってからキッチンペーパーの上に移して油を切る。そしてあらかじめ用意しておいたパンに、キャベツの千切り、マヨネーズタップリ、アメリカナマズのフライ、レモンスライスを挟んだらフィレオフィッシュの完成だ。うーん、うまそう。でも材料は近所で釣ったアメリカナマズ。このまま誰かにナイショで食べさせてあげたいな。

揚げる。 いろいろ危険なのでよく火を通す。

あれおいしそう。 かなり美味しそう。

いただきます。

まずはカレー粉無しの方から、勇気を出してガッツリと一口いただく。うん、うん、うん、泥臭い。でもレモン汁を大量にかけて、食べてすぐに牛乳で流して、その後にピクルスを食べればそんなに泥臭さを気にしなくて大丈夫。なんか慣れてきたら美味しくなってきた。泥臭ささえなければかなりうまい。もう一つのカレー味のほうは、さすがカレー粉のおかげで泥臭さはほとんどなく、普通にうまい。でももっとカレー粉多くてもよかったかも。普通に全部完食してしまった。つーか食べ足りない。

アメリカナマズ、泥臭くさえなければ結構うまい。よし次は1週間泥抜きした上で、カレー粉タップリで再チャレンジだ。いや、釣れなければ釣れないでいいのですがね。

※これをマネして食あたりしたり、寄生虫を煩ったりしても責任持てません。すべては自己責任で。あんまりマネしないだろうけどね。
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