マグロのカブト焼き:私的標本


6/18(土)マグロのカブト焼き

 

友人の友人(神奈川県の三崎在住)が、「マグロのカブト焼きを食べる会」みたいな会を発足した。おお、それはダイナミックで楽しそうだ、男ならマグロのカブトくらい焼かないとダメだよねと張り切って入会したのだが、よくよく聞いてみたら「自分たちで焼いて食べる」のではなく、「お店へいって注文する」のだそうだ。う〜ん、それはそれで楽しそうだけれど、私の嗜好とちょっと違う。どうしよう、もうマグロのカブト焼く気満々になっちゃったよ。ええい、仕方ない。自分で人集めて河原でやっぺか。鮪の兜焼き、ほら、漢字だと強そうだし。

さて、どうやってマグロのカブト焼きというマニアックな集いに人を集めようかと悩んでいたら、たまたま近所でテナガエビ、ハゼ、ウナギを釣る集いが催されることになった。よしこれ幸いと、こっそり主催者の了解を得てマグロの頭を持ち込むことにした。

さて、マグロの頭ってどこで売っているんだろう。とりあえず近所のスーパーや魚屋じゃ売ってねえしなあと悩んだが、そんな時こそインターネット。検索しまくり、なんと某サイトで500円ちょっとという格安価格で首尾よく入手!。送料がその3倍かかるのが悲しいが。マグロの頭、ちょっと初回にしてはちょっとでかすぎるかなというサイズだったので、ブロック状でシークレットマグロ祭の当日午前中に届くように手配。生焼けになると困るのでちょっと守りに入った。

そんな訳で当日、午前10時にクロネコヤマトのクール宅急便が怪しいダンボール箱をお届け。む、重い。さすがマグロ。ドキドキしながらダンボールにカッターの刃をあてて開封。パンパカパーン、おお、マグロの頭、真っ二つ!、ブロック状になってなーい。

マグロ到着。 がびーん。

どうしよう、固まりだよ。計ったら8キロあったよ。こんなの野外のお気楽バーベキューでちゃんと焼けるのかな。というか、どうやって解凍すればいいんだろ。電子レンジに入らないよう。なんか嫌な汗がだくだくと出てきた。とりあえず、こんなときは風呂だ(ヤケ)。お風呂にぬるま湯を貯めて、ビニール袋に入れたマグロ頭をチャプチャプと浮かべる。風呂に浮かぶマグロヘッド。うーん、なかなかシュールだ。

風呂場で解凍。

しかし、ビニール袋越しだとイマイチ解凍に時間がかかっちゃうな。できれば直接流水解凍がしたい。でもさすがにお風呂でそれはできない。いや、やってもいいんだけれど。そんな時は流しだ。ということで、流しにゆるま湯を貯めて、そこに3パーセントの塩(もちろん適当)を溶かしてマグロ頭をちゃぷん。流しに浮かぶ浮かぶマグロヘッド。うーん、やっぱりシュールだ。

血の海。 裏側。

つぶらな瞳。 歯があるのね。

よし、たぶん解凍完了。台車に炭やらクーラーボックやらと一緒にマグロ頭を載せて、近所の河原に台車でゴー。いつも以上にすれ違う犬がクンクンしているのは気のせいか。途中、道路から河原に降りるところにある最大の難関、クランクを華麗な台車さばきでクリアーし、無事現地到着。

クランク。

マグロの存在を知らされていなかったために明らかに動揺している参加メンバーをよそに、動揺しているメンバーのバーベキューコンロに勝手に炭をくべて着火。火の準備ができるまで、若干のつまみ食い。生のマグロを目の前にして、つまみ食いするなという方が無理だよなと。お、生で食べても美味しいな。さて、十分に炭火の準備ができたところで、マグロ頭に塩、胡椒を塗りたくって、アルミホイルでぐるぐる巻きにしてごろん。このやり方が正しいのかは知らない。あとはひたすら待つ。火加減とか、どのくらい焼いたらいいのかとかはもちろん誰も知らない。この焼き方を「マグロのカブト蒸し焼き」と名付けよう。カブトムシ焼き。まずそう。

やはり炭火だ。 イルカっぽい。

美味そう。 食べちゃえ。

なかなか美味しい。 とりあえずマクロ。

つぶらな瞳2。 焼く。

釣りをしつつ、30分おきくらいに焼く面を変えながらじっくりと焼く。途中、マグロに竹串を刺して中の様子とかを調べようと思ったけれど無駄だったので、2時間ほど焼いてみた。ドキドキしながら軍手をしてアルミホイルをひっぺがしてみる。

緊張の一瞬。 おお、焼けている。

おお、なんかうまそうに焼けている!。焼けているとわかった瞬間、訝しげに見守っていたうっかり参加してしまったメンバーが接近し、ガツガツとマグロを貪る。レモン醤油で食べるとかなり美味い。食べるところはそんなに多くないけれど、このサイズなので十分ほじれる。目の周りとかトロトロしてうまいよう。ドコサヘキサエン酸万歳!。

モリモリ食べなさい。 トロトロして美味い。

米五合が一瞬でなくなった。

マグロカブト焼き、思ったより簡単で美味しかった。みなさんもぜひご家庭でどうぞ。

買い物してして

こういうの好きかな