01/04(水)カワハギの肝醤油和えとお吸い物
カワハギが一匹しか釣れなかった!。本来なら20匹のカワハギを釣って友人達とウハウハの夜を過ごす予定だったが、一匹。飲み会中止のメールを送ってそのまま昏々と眠ってしまった。起きたのが翌日の午後二時。朝ご飯にカワハギでも食べようかな。ムニャムニャ。冷蔵庫から取り出したカワハギの後頭部に包丁を入れ、力任せに頭をもぎ取る。うーん、肝が小さい。ちょっと悲しい。
カワハギ一匹。 | 肝が小さかった。 |
寝ぼけ眼でカワハギの皮を剥ぎ、丁寧に三枚に卸す。血合い骨を落として都合五枚に切り分けたら、必要以上に薄造りにする。カワハギが小さいので小出刃で事足りるのが悲しい。肝は日本酒に漬けて血を洗う。頭と中骨は昆布だしに放り込んで、塩、醤油、生姜でお吸い物。ご飯は冷凍のをチンしておこう。
皮を剥ぐ。カワハギだからね。 | えい、やあ、とお。 |
アラでお吸い物。 |
一日かけて釣り上げたカワハギは、ものの10分で料理されてしまった。カワハギ定食一万円也。しかし、最近12,000円のあじまんとか、よくわからないお金の使い方をしているな。まあ、うまそうだからいいか。楽しかったし。
カワハギの薄造り。 | 肝がうまそうだ。 |
カワハギのお吸い物。 | カワハギ定食一万円。うう。野菜ゼロ。 |
カワハギのお刺身は、醤油にちょこっとお酢を垂らしたところに肝を溶いたタレをたっぷりとつけてアツアツご飯と食べる。肝の濃厚な味を楽しみたいのでワサビはいらない。これがね、やっぱりね、なによりもね、好きなのね、美味しいのね、本当に。
肝醤油をタップリつけて食べるの。 | これがね、おいしいのよ。 |
あー、美味しい。できる事ならこの美味しさを皆様と分かち合いたかったのだが、一匹だけだったのでちょっと切なく一人カワハギ。もし、自分の死ぬ日がわかったのなら、みんなに自分で釣ってきたカワハギを食べさせて死にたいなと思う。「ほら、おいしいでしょ」って。でもきっと、そんな時でも釣れないんだろうなー。まあ、じんせいっていうのはそんなもんか。とりあえずカワハギはおいしい。