11/05(土)サメ料理の作り方3 サメのソテーオレンジソース&生姜焼き

サメ、刺身で食べて「火を通した方がいい気がする」と納得したところで、本日のメインディッシュであるサメのソテーオレンジソースにとりかかる。これは美味しんぼでオーストラリア人のジェフが作っていたやつだ。といってもレシピ不明なので作り方はフィーリング。

まずはオレンジソースとかいうものを作る。甘いソースか。かなり嫌な予感がするが、山岡さんの味覚を信じてレッツチャレンジ。材料はよくわからんが、とりあえずオレンジ二個、白ワイン、砂糖、片栗粉。フライパンで白ワインを熱し、そこにオレンジ一個分の果汁と一個分の果肉、砂糖ちょっとを入れて、最後に片栗粉でとろみをつけてみた。これでいいのかは知らないが、まあいい。まずくても自己責任。

いいのかしら、これで。

見た目はとても美味しそうなホシザメの身を適当な大きさに切って、塩、胡椒をして、小麦粉を振る。こいつをオーリブ油とバターを少し入れたフライパンでこんがりと焼く。油で揚げてもうまそうだ。

まあ、おいしそう。 塩、胡椒、小麦粉。

こんがり焼こう。 こんがり焼けた。

こんがりとサメがソテーできたところで、こいつを皿に盛って胡散臭いオレンジソースをかけて完成だ。サメのソテーにオレンジ。時計仕掛けではない。

まず、ソースのかかっていないところを食べてみる。外側をこんがりと焼かれたサメの身は、中がしっとりしており、カジキマグロみたいな感じになっていてかなり美味い。おかしい。サメなのにうまい。なんだ美味しいじゃないかと今度はオレンジソースをたっぷりとつけていただく。ん、、、甘いじゃねえかコノヤロウ。甘いよ、甘い。いや、つくりながら甘いかなとは思っていたけれど、食べてみてやっぱり甘いんだこれが。このソースがさっぱりとした白身のソテーに合わないことこの上無し。美味しんぼに描いてあるソースとちょっと違うのかな。あるいは私の味覚が保守的だからだろうか。まあ、そんな時は醤油だ。オーストラリア人発案の甘いオレンジソースに日本人の心の血液、醤油を垂らしてサメをいただく。おう、甘じょっぱくてうめえ。やはり醤油だ醤油。ご飯に合う。

オレンジソースがああ。 そんな時は醤油だ醤油。

なんだよ、やっぱり醤油じゃんと閉鎖的な味覚を実感したところで、残っていたサメのソテーを醤油、酒、みりん少々、おろし生姜たっぷりで生姜焼きにしてしまう。ほら、日本人だし。

いい香りがする。 おいしそうだ。

サメの生姜焼き、かなりうまい。鶏肉とカジキマグロの中間みたいな謎の食感だが、生で食べた時のような違和感は皆無。ぜんぜん普通に美味しい。これならサメの身で酢豚とか唐揚げとかなんにでも使えそうな気がしてきた。作らないけれど。

結論:甘いソースは外国人に任せておこう。日本人は醤油だ。

サメ料理の作り方1 ホシザメの捌き方を考える
サメ料理の作り方2 サメの刺身&湯引き
サメ料理の作り方3 サメのソテーオレンジソース&生姜焼き
サメ料理の作り方4 サメの煮凝り
サメ料理の作り方5 サメの干物(ホシザメの干しザメ)


買い物してして

こういうの好きかな