11/19(土)タチウオ料理の作り方3 幽庵焼きと立田揚げ

新鮮なタチウオは生で食べると美味しい。でも火を通した魚が好きなので焼いたり揚げたりもする。刺身ばっかりだとタチウオ4匹も食えないしな。

まず、ぶつ切りにしたタチウオに軽く切り込みを入れ、醤油たくさん、酒たくさん、味醂すこし、おろし生姜タップリのタレに漬けて一晩冷蔵庫へ。本当はユズを入れないと幽庵焼きにならないんだけれど、買い忘れたのでナシよ。いや、果物のナシを代わりに入れるという意味ではない。甘いソースはもう勘弁

タレに漬け込む。 あまり変化しなかった。

こいつの身が厚いところは網で焼いて幽庵焼き(ゆずの香りがしないが)にする。ついでにイシモチも焼こうかな。うーん、タチウオの汁気をよく拭かない焼いてしまったので、皮が全部焼き網にくっついてしまった。仕方がないので、もう一枚の焼き網でサンドして無理矢理ひっくり返す。熱い。我慢。

美味しいかしら。 美味しかったわ。

すごいぞタチウオ、はっきりって焼くの失敗したけれど、その失敗を補って余りある美味さかな。身はボロボロになっちゃったけれど、脂ののり方がすごく上品でほわーんでとろーんでじゅわーんだ。ああ、食べていてバカになる。さっぱりとした味なので、下味つけたのが正解かも。修行僧はシンプルな塩焼きで食べたらうまかったといっていたが。きっとどっちも美味いと思う。うう。

ダブル金網製法 焼けた。ボロボロ。でもうまい。

上品な脂ののりっぷりが伝わるかしら。

うはははは。うまいぞタチウオ。続けて立田揚げにしてみようかな。立田揚げなんて鶏肉ですらつくったことないぞ。というか、唐揚げとどう違うんだろ。まあいいか。

立田揚げには、身の薄い尾側、および三枚に卸した時の中骨を使う。タレに漬け込んだ身の水分を拭いて、片栗粉をまぶして低めの油でじっくり揚げてみる。低めといっても何度かは知らない。温度計は体温計しかないので41度までしか測れない。美味しそうに上がったら、一回冷ましてから高温の油でカラッと二度揚げにしてみる。これで中骨までカリッと食べられるはず。たぶん。

片栗粉をまぶす。 油でカリッとね。

揚がった。うまそうだ。

レモン汁を軽くかけたら、熱いうちにがぶりといただく。がぶり。熱い。ん、ん、ん、あ、口元がゆるんできちゃった。うわーうめー。なんだよタチウオ、揚げ物にしても美味いじゃないか。ジュワッとしやがる。うー、これはビールが合うー。ご飯も合うー。うー。でも中骨は二度揚げしても固くて食えないや。身離れいいから食わなきゃいいだけだけれど。これなら中骨に付いた身も美味しく食べられてとてもお得だ。


やばいわ。タチウオ、生で食べてうまかったけれど、焼いても揚げても美味いじゃないですか。また釣らなきゃ。いっぱい。手巻きリールで。


タチウオ料理の作り方1 捌き方を考える
タチウオ料理の作り方2 刺身と昆布締めと炙り
タチウオ料理の作り方3 幽庵焼きと立田揚げ
タチウオ料理の作り方4 煮物


買い物してして

こういうの好きかな