2003/8/13(水)山形にて釣りたてイワナを食べる
釣れたイワナ、いや、キャッチアンドリリースで資源保護しようと思ったんですけどね。針を飲まれた魚は逃がしても死んでしまうのよ。というわけで、持って帰って食べることにした。キャッチアンドイートの精神で。
まず、イワナの内蔵を取り出し、胃袋の中をチェック。これは料理と関係なくて、どんなものを食べてこのイワナが育ったのかをチェックするためだ。僕の趣味だ。
胃袋から出てきたモノ
・バッタ
・イモムシ
・クモ
・ミミズ
・カエル
・コガネムシ などなど。
ふう、イワナっていうやつは。
で、とりだした内臓は、エイヤっと捨てないで、胃袋や腸に入っているモノを綺麗に取り出して、よく洗ってから肝臓と一緒に酒と醤油で焼く。これは最近読んだ漁師料理を紹介する本に載っていた料理で、本によると、コリコリっとした食感が素晴らしく、大変野趣に溢れる一品らしい。チャレーンジ!
取り出した内臓は、さすがに釣りたてなので、ぷりっぷりしていてすっごいうまそうだ。小さなフライパンに油をひき、イワナの内臓を焼く。半分くらい火が通ったところで醤油、酒を入れて、水気がなくなるくらいまでごく弱火で焼く。おお、うまそうだ。
内蔵をとったイワナは塩を多めにして塩焼きに。これもうまそう。
いただきまーす。まずはイワナの塩焼きから。うん、予想通りとってもうまい。ご飯(はえぬき)が進む進む。新鮮なイワナだけに、生臭さは全く感じられない。やっぱり自分で釣った新鮮な魚は格別だなと。理想をいえばガスコンロじゃなくて、炭で焼きたかったな。家から七輪持ってくれば良かった。旅行に七輪・・・。必須だな。
で、お楽しみのイワナの内臓をパクッといただく。う〜ん。ナマグッサイ。だめだこりゃ。綺麗に洗ったつもりだったんだけど、胃袋に入っていた溶けかけのバッタやらミミズやらの生臭さがこびり付いている。しかも砂がジャリっていう。アサリじゃないんだから。いやあ、野趣溢れすぎ。溢れすぎて僕の野趣許容量を軽くオーバー。ごめんなさい。食べられません。
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イワナの塩焼き。これはおいしかった。 | ぷりっぷりの内臓。おいしそう。 | 焼かれた内臓。うまそうなんだどなあ・・・。 |
いやあ、百聞は一食にしかず。